手作り猫アクセサリー・猫雑貨の店W-WELL 工房情報

ここではオリジナル猫アクセサリー・猫グッズを作るにあたっての制作過程やイベント情報や作品についての詳細など、CAT GOODS SHOP W-WELLサイト(http://www.w-well.com)で載せきれないものを紹介しています。
更新は基本的に週末まとめてします。
私の作品は皆様からのご意見ご感想によって進化し続けています。どうぞW-WELLワールドにお付き合いください。
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名品の数々2
町田にある市立博物館で開催されていた「館蔵ガラス名品展」に行った帰りに工房の近くにあるお店に立ち寄った。
以前から気になっていました。ある人からそこへ行けば面白いモノが沢山あるよ。そこには壊れた機械を直したくてうずうずしているおじさんがいるからと教えてくれたのです。
入口は大きな鉢にメダカや金魚や水草が沢山並んでいます。
あれ?メダカ屋?
鬱蒼とした店頭に一瞬躊躇したが思い切って扉を開いた。

中はすごいことになっている。
床から天井まで色々な道具が並んでいる。ぶら下がっている。

が、誰もいない。
しかし店内には音楽が大きく鳴っている。やっているようだ。
「すみませ〜ん」といいながら友人と店内のモノを見てみると、最初こそあまりのモノの数に圧倒されていましたが、よく見ると面白いモノがあるある。懐かしいモノや珍しいモノも。
そのうち店主らしき人が来ました。
「ちょっと見せてください」
「どうぞどうぞ、散らかっていますけど、今スピーカーの調子をテストするのに音を大きくしていたので気が付きませんでした。スミマセンね。」

見ると奥の部屋には、大きなスピーカーやアンプ、レコードが沢山並んでいた。

すごい!
うちにも一時期主人のレコードが部屋を占領していた。
うちにある、今では壊れてベットの土台になっている大きなスピーカーと同じようなモノがあった。
聞けばハンズ設立当初から渋谷本店の売り場を担当していたそうで、(私もその昔代々木上原の安いコーポに住んでいて毎週の様にハンズに通った。)今のホームセンター通いはここから始まっている。
当時はこだわりの名品やプロ使用の道具を数多く扱っていて、見る人を楽しませていた。
それがある時期を境に様相は変わってしまい、憤りを感じた店主は定年を前に引退し、自宅のあるここ相模原に工房店舗を構えて当時の商品を買い取り、希少の部品を集めてここで販売、修理をしているそう。
私がふと感じたのは昔の道具が多いこと。
大工道具であるカンナやのみが沢山入ったカゴ。
今は安い建材を使った建て売り住宅が多くなって、大工さんが仕事が減って止む負えなく仕事を辞めて使わなくなった道具がここに集められているそう。
「職人が使っていた道具だから刃の手入れがいいんだよ」
この道具をどんな思いで手放したのだろう。
大事に使われていたのが手に取ると良く伝わってくる。

そう、今年77歳になる義父は今は主人が引き継いで引退しているが、時折主人の仕事の手伝いをする。その時に使う道具が年代物らしい。
主人が言うには会社を立ち上げた当初から使っている道具らしい。
「すごいんだよ、全然壊れないんだ。」
「仕事で使う重機も未だ現役だよ。親父が全部直して使っているんだよ。」

店主もペンチを持ってきて
「これは50年使われているものだけど全く軸がぶれないんだよ。」

私がこの仕事を始めた頃は安い中国製の道具を使っていた。
ワイヤーを使うのでかなりの力が必要。
軸はぶれる、ニッパーの刃はこぼれる、しまいには根本から折れる。(どんな握力か!)

中国製の件が問題になってから日本製が少しづつ見直されてきているが、ホームセンターに行くと安い中国製がまだ多い。しかも日本製は高い。

そんな不満を店主にぶつけていると、良いペンチがあるよと入口を指さした。
さっき入ってきたときに私が手にしたものだ。
聞けば3本の指に入る日本のメーカー製で普通に買うと5割高だそう。
試しにペンチとニッパーをセットで買った。

すると店主、
「仕入れて置いてあるんだが、来る人みんな骨董屋だと思って見て帰るばかりで、道具には目もくれない。お客さんが初めて買ってくれたよ。」
と嬉しそうに少しサービスしてくれた。

私が欲しい道具を言うと、普通に買うと日本製は高くてが届かないところ、ここにはパーツが大体揃っているそうで安く作れる方法を教えてくれるとのこと。

聞きたい事が沢山あったのですが、工房に戻って作業をしなくてはならず、後ろ髪を引かれながら必ず来ることを約束してお店を後にしました。

ここは工房から自転車で数分。
第二の工房が出来そうです。
《工房あなろぐ》
■相模原市富士見3-1-21(大きな金魚ばちが目印)
■TEL 042-850-5554
■FAX 042-769-1784
■営業時間 11:00〜19:00
■定休日 水曜日
2006年のほうむたうんの記事から→http://www.yc-hometown.org/shop/0610analog.html

工房に帰って早速使ってみた。
ペンチの先が細いにもかかわらず、太い銅線でも軸がブレずに細かい曲線が出来るようになった。
力も今までよりいらない。
嬉しくなった。

| 地元ネタ相模原市 | 23:30 | comments(0) | -
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