2008.06.19 Thursday
名品の数々1
午後、仕事の合間に工房を抜け出し、友人に誘われ車で工房から20分程の所にある隣街の町田市立博物館に行ってきました。
ここは鶴川街道から脇へ入り、急な細い坂を上りきった所に突如あらわれた博物館で
隣には本町田遺跡公園というものがありました。
あとで調べてみると、ここは昭和42年に、日本住宅公団「藤の台団地」建設に伴う造成工事中に縄文・弥生期の遺跡群が発見され、それ以降当時の住宅を復元、公園として今に至っているそう。
また、博物館はその時の資料館として設立され、現在は無料で幅広い美術工芸品の企画展示をしているそうです。
透明なガラスに細かいグラヴュール(彫刻)やエナメル彩を施したボヘミアガラスと翡翠などの玉石を模した不透明ガラスを基本に下地のガラスの上に色ガラスを被せたものに直角に掘り、下地を出し模様を作るカメオ技法はエミール・ガレやドームを始めとするフランスのアール・ヌーヴォーのガラス作家に影響を与えたそうです。
また、嗅ぎ煙草を入れる鼻煙壺は香水瓶の様に可愛くて欲しくなる程でした。
これもまた後のアールデコに影響を与えたというのは、ヨーロッパ美術が東洋美術の影響を多く取り込まれている事に改めて気付かされました。
この相反するガラスの名品の数々が無料で見られたのはとても良かったです。
『館蔵 ガラス名品』展 は7月13日まで開催しているそうです。
詳細はこちらから→http://www.city.machida.tokyo.jp/event/shisetsubetsu/museum/kikakuten/index.html
ここは鶴川街道から脇へ入り、急な細い坂を上りきった所に突如あらわれた博物館で
隣には本町田遺跡公園というものがありました。
あとで調べてみると、ここは昭和42年に、日本住宅公団「藤の台団地」建設に伴う造成工事中に縄文・弥生期の遺跡群が発見され、それ以降当時の住宅を復元、公園として今に至っているそう。
また、博物館はその時の資料館として設立され、現在は無料で幅広い美術工芸品の企画展示をしているそうです。
透明なガラスに細かいグラヴュール(彫刻)やエナメル彩を施したボヘミアガラスと翡翠などの玉石を模した不透明ガラスを基本に下地のガラスの上に色ガラスを被せたものに直角に掘り、下地を出し模様を作るカメオ技法はエミール・ガレやドームを始めとするフランスのアール・ヌーヴォーのガラス作家に影響を与えたそうです。
また、嗅ぎ煙草を入れる鼻煙壺は香水瓶の様に可愛くて欲しくなる程でした。
これもまた後のアールデコに影響を与えたというのは、ヨーロッパ美術が東洋美術の影響を多く取り込まれている事に改めて気付かされました。
この相反するガラスの名品の数々が無料で見られたのはとても良かったです。
『館蔵 ガラス名品』展 は7月13日まで開催しているそうです。
詳細はこちらから→http://www.city.machida.tokyo.jp/event/shisetsubetsu/museum/kikakuten/index.html