大阪最終日は半日観光をしてから帰ろうとずっと思っていました。
やはり、大阪に来たら一度は行かないと大阪を語れない「通天閣」。
大阪に住んでいる従姉妹の案内でいざ地下鉄「恵美須町」へ。
駅を降りると商店街通りの正面に「通天閣」がそびえていました。
この辺一体が「新世界」だそうです。
中に入る前にまずは腹ごしらえ。
この辺で有名な串かつのお店「だるま」に入りました。
そのお店は「通天閣」の真ん前にあるお店。
店内はL字のカウンターとテーブル席が3つ程の決して広くないスペース。
街中は祭日の翌日で平日ということもあって人気はなかったのですが、この中はすでに満席。
それでも少しの待ち時間でカウンター席に座れました。
すると他の旅行者らしきおばさま二人組の声が聞こえました「あら?ここはご飯がないの?揚げ物だけ?」と言うとお店の人が「そうですよ〜」
確かにメニューには主食になるご飯類が無い。
「じゃーいいわー」とそのお客は出ていった。
まず置かれていたのが、たれの入った容器が一人一つにボールに入った山盛りのキャベツ。
「どうやって食べるねん・・・」
この1週間で大阪弁が言葉の端々に出るようになってしまった。
壁には「ソースの二度付けは御法度」の文字。
するとつかさず従姉妹が「こうやって食べるんよん」と
キャベツを手掴みで持ってソースを浸けて食べた。
そして、一度食べたものを再びソースに浸けてはいけないらしい。
(あとで、このソースはカスだけすくって次の人が使うんですって)
そして、頼んでいた串揚げが来た。
見ると、今まで見た串揚げと違ってここのは衣があの「アメリカンドッグ」に似ている。
早速、ソースを恐る恐る浸けていると、従姉妹が「全部つけんねん」と浸けて見せてくれた。
いつも使っているソースと違ってさらさらなんです。
全部浸けて食べてみると・・・・え〜〜〜!?何これ?なんて美味しいの?!
全然しつこくなく衣もサクサクしていてソースがまた絶妙な旨さ!
つい二人とも「うま〜〜〜い!」
焼酎を頼んで良かった。
あっと言う間に10本以上平らげてしまいお腹が一杯になった。
なるほど、これはご飯はいらないです。
気が付くと店内は席待ちのお客様がぐるっと取り囲んでいました。
今日が平日で良かった。休日は絶対ここでは食べられなかったでしょう。
ご馳走様をしていよいよ「通天閣」です。